名古屋学芸大学 ヒューマンケア学部


名古屋学芸大学の本キャンパスから、道路を挟んだ西側の住宅地に、『新しい学部』として建設されました。
生涯にわたる心身の健康づくりを行い、人間愛に満ちた人材育成をめざした独自のカリキュラムにあう教育環境として計画を行いました。講義・研究室中心のA棟は、幹線道路に面することから、大学のランドマークとして、列柱によるシンボリックな外観としています。内部に設けられた吹き抜け空間には、こどもたちのポスターが壁面のデザインとなり、又、フロアーごとに散りばめられたカラーが楽しげな空間を演出しています。
一方、実習・演習が中心となるB棟は、高さを抑えることで、周辺住宅との調和を図り、奥行きあるホールには、プレイルームや小ホールを配置して、地域への開放も考慮した建物設計としました。
設計監理 | 清水建設株式会社一級建築士事務所 |
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工期 | 2005年5月~2006年3月 |
構造概要 | A棟S造、B棟RC造 |
規模概要 | A棟地上5階、B棟地上3階 |
延床面積 | A棟4,180m2、B棟3,755m2 |
所在地 | 愛知県日進市 |