明星大学日野キャンパス 新体育館


丘陵に位置するキャンパスの南斜面に立地する。駅からの見え方を重視しシンメトリックでシンボリックな外観を目指している。盛土の傾斜地であるため、両端の浅い支持地盤の上に諸室を設けたRCコアを形成し、その間を2本の鉄骨梁(キールトラス)をかけて屋根を受けている。丘陵上部の大学会館の景観を極力損なわず、建物全体の圧迫感を減らすため、南北面をガラスカーテンウォールとし開放感あふれるアリーナとしている。卒業式、学園祭の使用の際にはロールブラインドにより暗転も可能。プランはエアロビックスペースがアリーナのステージと兼用されており、1階の廊下はリラックスのスペースとしても使える。
設計監理 | 清水建設株式会社一級建築士事務所 |
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工期 | 2002年11月~2004年2月 |
構造概要 | S造(一部 SRC造) |
規模概要 | 地下1階、地上2階 |
延床面積 | 4893.03m2 |
所在地 | 東京都日野市 |