ウォータージェット破袋システム(非接触破袋)
除染除去物入りの大型土のう袋を、超高圧・微水量のウォータージェットにより非接触で効率よく破袋するシステムです。環テックス(株)、第一カッター興業(株)との共同開発です。
- 内容物(硬軟・軽重)に左右されずに破袋できます。
- 非接触で袋素材のみを切断するためカッター等の損耗部品の交換が発生しません。
概要
破袋機構は、スライド式の2機のウォータージェットノズルから成る「クロスカッター」とその架台、架台を組み込む長さ1m程度のローラーコンベアで構成されます。
クロスカッター
ローラーコンベア上を通過する土のうの底面に×字状の切れ目を入れるものです。スライド式のウォータージェット2機がコンベアのラインに対して直交方向に、かつラインの両端から互い違いにスライドしながらローラーの隙間から高圧切削水を噴射することで、土のう底面に×字状の切れ目が入ります。2機のウォータージェットの設置間隔は15cm程度、ウォータージェットの噴出圧力は240メガパスカル、スライド速度は0.1m/秒、使用水量は1リットル/袋で、毎分6袋程度の破袋が可能です。

