Tプレート工法®(壁・スラブ耐震補強)

阪神大震災以前の旧基準で設計された擁壁やボックスカルバートなどの構造物は、せん断補強筋がほとんど配置されていないため、現行の耐震基準ではせん断耐力が不足する傾向にあり、このため、鉄筋を挿入するなどしてせん断補強が実施されている例があります。しかし、膨大な数の鉄筋を挿入するため、既設構造物を傷付けたり工期や工費の面で課題が残されています。
Tプレート工法は、厚さ6~9mmのT型の鋼板を数メートル間隔で挿入してせん断耐力を向上させる工法で、既設構造物への影響が少なく、工期や工費の削減が可能です。

概要

数メートル間隔でコンクリートに溝を切ってTプレートを挿入・接着するだけで補強が可能です。

機械化によって省力化、高速化を図り、工期を短縮します。

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