直動式遠隔操作システム「ALDシステム」
Active Lever Drive Control System
直動型遠隔操作システム(ALDシステム)は、建設工事でよく使われるブルドーザやバックホウショベルを遠隔操作できるシステムです。
このシステムの採用により、建設機械のリモコン化が短時間・低コストで可能となり、オペレーターの作業環境や安全面の向上に大いに役立ちます。
- 機械の油圧装置系をそのまま使用するため、スピード・パワー・微操作・複合操作等のフィーリングを損ないません。
- 面倒な油圧系の改造が不要でシステム取り付けが比較的容易です。
- プッシュプルケーブルを介して動作させているため、システム機器の設置場所が自由に選べます。
- 油圧式レバー操作型のどんな建設機械への取り付けも可能です。
- 遠隔・搭乗操作の切り換えは、切換スイッチで簡単にできます。
概要
車輛から離れたオペレータが遠隔操縦装置のジョイスティックレバーを操作し、無線信号を送信します。
無線信号は無人の車両本体に設置された制御装置に入力されます。
制御装置はリニアステッピングモーターを伸縮させ、プッシュプルケーブルを介して、車輛本体の操作レバーを作動させます。
実績・実例
- 宮の平宅地造成
- 国立西洋美術館
- 碧南火力発電所
- 普賢岳総合治山

