沈埋トンネル凾体の海底移動工法「SCAT工法」

「SCAT工法」は、沈埋トンネルを海底で移動させて施工する工法です。

  • 掘削した海底面下に敷設した走行路上を凾体移動するため、航路阻害がほとんどありません。
  • 小型装置で施工するため、大幅な省力化・省人化を図ることが出来ます。
  • 走行路に沿って海底移動するため、迅速かつ正確な移動、設置作業ができ、高い設置精度を確保できます。

概要

SCAT工法は、沈埋トンネルのアプローチ斜路部を利用して沈埋函を製作し、その後、沈埋函の4隅に水中フルーズを設置し、予め海底に敷設した走行路上を移動させて沈埋トンネルを施工するものです。従来必要とした沈埋函製作用の広大なドライドックあるいは造船ドックの確保や船舶の航路阻害となる曳航沈設が不要となるなどにより、大幅な省力化が図れます。

実績・実例

  • 営業展開中
    本工法で水中フルーズを開発しましたが、陸上フルーズの当社使用実績には大津放水路シールド機(外径12.64m、2,200t)の移動があります。

このページに関するお問い合わせはこちら