濁水処理システム「新濾過処理システム」

特殊膜濾過による新しい濁水処理システムは工事で発生する濁水の処理技術です。

  • 有機性高分子凝集剤が不要です。膜濾過使用により無機質系の凝集剤(PAC)処理だけで可能です。
  • 装置がコンパクトになり設置面積が小さくなります。同性能の(凝集沈殿+砂濾過)装置に比べ設置占有面積が20%程度の減少が可能です。
  • 同性能の(凝集沈殿+砂濾過)装置に比べ約20%低減できます。

概要

特殊な心材を濾布で包み込んだ板状の膜濾過ユニットを濾過槽内に垂直に懸垂し、ユニット内外の小さな水頭差により濾布の表面で濁質を捕捉、高度に清澄された濾過水を得る膜式濁水処理方法です。

濁水の処理状況

  • 高濃度濁水(SS1,000~3,000mg/L)の高度処理が可能。
  • 濁質濃度SSを日平均5mg/Lまで清澄処理が可能。 SS3000mg/L程度の高濃度濁水をSS10mg/L以下まで直接濾過処理が可能。

実績・実例

  • 北野幹線シールド
  • 法花トンネル

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