CFT高架橋
Concrete Filled steel Tube
CFTは、鋼管内にコンクリートを充填した構造体であり、両者の合成効果により、高耐荷力・高耐震性が期待できます。土木分野では、当社が施工したJR秋田新幹線の高架橋柱として初めて導入されました。
CFTを鉄道高架橋に適用することにより、以下の効果が得られます。
- 変形性能に優れているために耐震性が向上します。
- 従来工法(鉄筋コンクリート)に比べて、工期が短縮できます。
- 列車走行中も施工可能で、活線施工が容易になります。
- 部材寸法を小さくしてスマートに見せる、景観に優れた構造です。
- 型枠・柱鉄筋が不要であり、建設廃材・資源の低減につながります。
概要
当社は、1985年以来、CFT構造の研究開発に積極的に取り組み、CFT部材の実験を数多く行い、強度・変形特性を明らかにしました。
鉄道高架橋への適用にあたり、施工性・経済性に優れたCFTと杭・上層梁・地中梁との接合工法を開発しました。




実績・実例
- JR東日本(株)秋田新幹線田沢湖線高架橋
- JR九州(株)鹿児島本線吉塚高架橋
- 京浜急行電鉄(株)蒲田高架橋
