Tヘッド工法(機械式定着鉄筋)

Tヘッド工法は地下タンク、高層建物など配筋が過密・複雑な構造物の工事において、鉄筋を手間をかけることなく組み立てることができます。

  • フック付鉄筋を使う従来工法に比べ、組立て手間を15%以上削減できます。
  • 鉄筋端部の納まり具合がよいので、構造物の配筋設計・施工の自由度が上がります。
  • また、コンクリートの充填性も向上します。

概要

鉄筋の端部をT形にしたTヘッド工法鉄筋を鉄筋コンクリート構造物の主鉄筋およびせん断補強筋として、標準フックの代わりとして使う工法です。高周波誘導加熱を利用することで、鉄筋の端部を的確に精度よく加工できます。

フック付鉄筋(従来)との比較
壁状構造物へのTヘッド工法の適用例

実績・実例

  • 下水道立坑側壁のせん断補強筋
  • 鉄道ホーム主桁固定用アンカーボルト
  • タンク付帯設備ハンドホールのせん断補強筋
  • 送電鉄塔基礎のせん断補強筋
  • 発電所取水槽の隅角部補強筋
  • LNGタンク底版および側壁のせん断補強筋

2009年度末迄の累積使用本数1,000万本

建築構造物の柱はり接合部への適用例

配筋状況比較

標準フック
Tヘッド工法

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