大規模橋梁基礎工法「ハイパーウェルSP®工法」

Hiper-Well SP

ハイパーウェルSP(Steel-Pipe-Sheet-Pile)は、大規模橋梁基礎における大幅な工事費削減というニーズにこたえるために開発された工法です。従来の鋼管矢板基礎工法に高耐力継手(ハイパージャンクション)、鋼管コンクリート合成部材、場所打ち杭などの要素技術を有効に組合せることにより基礎本体の剛性および支持力の向上を図っています。
ハイパーウェルSPは、平成16 年4月に建設技術審査証明を取得しました。

概要

ハイパーウェルSPは、ハイパージャンクション、鋼管コンクリート合成部材、場所打ち杭の要素技術の組合せ方法により、井筒型と脚付き型の2つのタイプがあります。

井筒型

全ての鋼管矢板を支持層まで打設した井筒型の基礎において、その継手にハイパージャンクションを使用する基礎形式です。

脚付き型

鋼管矢板の貫通が困難な中間層がある場合に適用するもので、鋼管矢板は中間層までとし、その継手はハイパージャンクション、鋼管本体部は鋼管コンクリート合成部材とし、この鋼管矢板の下に場所打ち杭を原則として1本おきに造成し、支持層まで到達させる基礎形式です。

実績・実例

  • 徳島県東環状大橋(仮称)

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