シールドセグメント保管搬送システム「ジャストインタイム施工管理システム」
JUST-IN-TIME EXECUTION MANAGEMENT SYSTEM
シールド工事で使用するセグメントの保管・搬送を自動化したシステムです。ライフライン構築のためのシールドトンネル工事にこのシステムを用いれば、狭い作業基地でも多くの種類のセグメントを取り扱うことができ、安全・確実な施工管理ができます。
- 多種類におよぶセグメントを、現場への搬入から保管・坑内搬送までの情報を集中管理し、信頼性の高い自動化施工を実現します。
- 自動ストックシステムの採用により、セグメントヤードなど工事用地が限られる市街地の大型シールド工事に適用できます。
- 自動ストックシステムと自動搬送システムの組合せで完全自動化を実現、省力化・安全性が大幅に向上します。
- セグメント運搬車両の計画的な運行管理が可能で、近隣道路の渋滞緩和など環境改善にも貢献します。
概要
本システムは、以下の三つのシステムから構成されており、それらを中央監視装置で集中管理します。
バーコード管理システム
セグメント側面にバーコードラベルを貼り、現場搬入時にバーコードリーダでセグメント情報を読込み、入庫・保管管理をします。
立坑自動ストックシステム
セグメントの保管場所を立坑内に設け、入庫・保管・出庫の各工程を全自動化し、切羽に正確でタイムリーなセグメントの供給を行います。
坑内自動搬送システム
ストックシステムから受渡されたセグメントをトンネル切羽まで無人で自動搬送するシステムです。複数の運搬車両の運行制御にSS無線方式やTDMA通信方式を組合せ、安全性や信頼性の向上を図っています。




実績・実例
- 今井川地下調整池

