機械式地中接合「MSD」
Mechanical Shield Docking Method
近年、大都市圏を中心にシールドトンネルはますます増加の傾向にあります。それに伴ってトンネルが輻輳した地域や海底下においては、両側からシールドが掘り進み、地中で接合する例も増えています。MSD工法は、シールドの先端部にユニークな接合機構を備え、機械的にトンネルの接合を行う工法です。薬液注入工法、高圧噴射撹拌工法、凍結工法等の補助工法による地盤改良を必要としないので、従来の工法に比べ、工期を大幅に短縮し、より安全、より簡単に施工が行えるなど数々のメリットがあります。
概要
接合手順
実績・実例
- 江東区南砂四丁目地先、豊住給水所間送水管(2200mm)新設その2工事
- 平塚送水管シールド工事
- 新名古屋発電所7号系列ガス導管土木工事(3工区)
- 印旗沼流域下水道管渠築造工事(9803工区)
など
