自立地山対象の矩形断面トンネル構築工法「エアロ・ブロック®工法」

自立地山を対象とした矩形断面図トンネルを構築する技術です。
掘削部分を機械的に複数の小断面に分割し、エアバッグで地山を抑えつけて安定を図りながら、カッタを用いずに掘削する新しい工法です。

概要

エアロ・ブロック機の掘削部分は複数の小断面に分割し、各小断面には「扉」と「エアバッグ」を装備し、掘削機の上部および側部上半には前後に摺動可能な「ムーバブルフード」を備えています。
掘削は、最初にムーバブルフードを押し出して先行先受けを行った後、複数の小断面の内1~2カ所の扉を開けてショベルで地盤を掘削します。掘削以外の各小断面は、扉を閉めた状態でエアーバッグを膨張し、地盤の変状を抑えます。
掘削終了後、扉を閉めエアーバッグを膨張させ、別の未掘削部分の扉を開け同様の掘削作業を行います。順に小断面の掘削を繰り返し、全部の小断面掘削が終了後、エアバッグを縮小しながらシールド機を前進します。

掘進サイクル(横4×縦2分割の場合)

1.ムーバブルフードの前進・貫入
1. ムーバブルフードを前進させ、地山に貫入させます。
2.掘削部分の扉を開ける
2. 上段の4分割された小断面のうち、掘削部分の扉を開けます。
3.ショベルによる掘削
3. 開いた部分からショベルを用いて掘削を行います。
4.エアバッグを加圧・切羽保持
4. 掘削した小断面の扉を閉めてエアバッグを膨らませ、地山を保持します。
5.上段の残りを掘削
5. 上段の残りの小断面について3~4を行います。
6.下段掘削
6. 下段について2~5を行います。
7.シールド機前進・エアバッグ縮小
7. シールド機を前進させます。
8.セグメント組立
8. セグメントを組み立てます。

実施工

実施工