パンデミック対応診察室
(医者と患者の間にエアーカーテンを形成)
概要
おもな特徴
- 診察室の天井にファンフィルターユニット(FFU)を設置し、医者と患者の間にエアカーテンを形成し、空気中を浮遊する飛沫核から医療従事者を防護します。
- ファンフィルターユニットに設置したHEPAフィルターにより、ウイルスが除去されます。
- 既設の診察室に対する改修として、追加設置することも可能です。
システム概要
新型インフルエンザが大流行した場合に備え、公的病院のみでなく民間病院でも、新型インフルエンザ等の空気感染に対応した診察室の空調換気システムの構築が急務となっています。
疑感染患者の診察時における医師への感染を防御するため、診察室の天井にファンフィルターユニットを設置し、患者との間にエアカーテンを形成し、空気中を浮遊する飛沫核から医療従事者への感染を防止します。
ファンフィルターユニットに設置したHEPAフィルターにより、ウイルスの除去を行います。
性能検証
実験室にてファンコイルユニット空調(FCU)との併用運転時の性能検証を実施しました。
FCUの気流によっても乱されることなく、FFUからエアカーテン状の気流(約0.35m/s以上)が患者と医療従事者間に形成され、空気中を浮遊する飛沫核からの感染防止効果があると考えられます。