グラデーションブラインド®
(電動型、電動・高効率型、手動型の3種。昼光利用型省エネブラインド)
概要
おもな特徴
- ブラインドスラット(羽根)の反射を最大化することで、自然採光による省エネ効果増大。
- 電動ブラインド+自動制御システムにより、常時最適なスラット角度を保ち続けます。
- 室内眺望は、人の目線部分のスラットが水平に近く、通常ブラインドより充実します。
具体的技術内容
- タイプⅠ(電動型:従来)
太陽高度に合わせてスラット(羽根)角度を自動コントロールする制御システム組込。 - タイプⅡ(電動・高効率型:新規)
GIS(地球情報システム)データ活用で、近隣建物や庇等の日陰を計画時に判定し、周辺建物による日影や眺望を考慮したブラインド制御システム組込(Tメーカ限定)。 - タイプⅢ(手動型:従来)
羽根の角度で省エネ効果は若干あるが、太陽の動きに連動しない。
日陰時に対応する自動制御機能
グラデーションブラインドの下部は自然光を鋭角に反射して窓際の天井面にあて、上部の羽根は鈍角に反射して室内の奥の方まで自然光を採り入れます。
この技術により、照明の消灯により省エネルギーを図ることができます。
日陰時に対応する自動制御機能



- T社新事務本館
- 事務室、会議室、役員室にて採用。
- 原案である光ダクト方式に比べてライフサイクルコスト削減
→ 30年間▲225,500千円(提案時試算)
- T社開発センター技術本館
- 省エネルギーの目標は、1次エネルギー従来比30~40%減
- 8月快晴時の照明消費電力削減実測データ→ 消費電力量▲38%