伝統木造用制震板壁

(木材の摩擦力を利用した伝統木造制震壁)

概要

おもな特徴

  • 伝統木造の仕組みによる制震壁構造で、伝統構法建物の耐震性能を向上させます。
  • 木材どうしの摩擦を利用した減衰装置(摩擦ダボ)を用いています。

ホゾ穴を設けた上下の板壁に木製の板ダボを挟み込み、板ダボがホゾ穴(上部)内でスライドするときの摩擦を利用して地震時のエネルギーを吸収します。

摩擦ダボの仕組
経年繰返載荷試験による摩擦力の変化
実大架構実験(H23年度) ・・・摩擦ダボを組み込んだ制振板壁の繰返し載荷試験により性能確認を行っています。
日照山長明寺本堂 H24.3竣工
日照山長明寺本堂 H24.3竣工
大宮氷川神社札所 H25.2着工
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