スイングセーバー®(免制震複合)
(免震構造居室と耐震構造コアウォールを制震ダンパーで連結し地震力を低減)
概要
おもな特徴
- 地震力:建物に作用する地震力を通常の免震構造より低減できます。
- 眺 望:外周部の梁を偏平化し、大開口の眺望が確保できます。
- 可変性:住居内の梁を偏平化し、間仕切位置や設備ダクト、配管の可変性が向上します。
高さ60mを超える超高層集合住宅が主たる対象で、振動性状の異なる免震構造(居室部)と耐震構造(コアウオール部)をダンパーで連結し、地震のエネルギーを吸収します。
具体的内容
- 建物中央の耐震構造のコアウォール(立体駐車場などに利用)と外周部の免震構造の居室をダンパーで連結します。
→ 居室に作用する地震力を低減し、スラブ厚とほぼ同じ程度の扁平梁を実現。
→ 外周部の梁にプレストレスを導入することにより柱本数を減らすことができます。 - コアの最上部と外周居室部は連結して一体化することも可能です。
(1)最上階は一体:一体タイプ
(2)最上階もダンパー:分離タイプ - 連結ダンパーには省スペースとすることが可能な鋼材ダンパー(U型ダンパー)を用います。