アーチ・シェルター®(津波避難ビル)
(新築の津波避難・BCPビル技術)
概要
おもな特徴
- 新築の津波避難・BCPビル技術
津波避難ビル(アーチ・シェルター)の概要および特徴
アーチ・シェルター
- アーチ・シェルターは、震度7クラスの大地震や浸水深20mクラスの大津波に耐え、人命と資産を守り、事業継続を可能とする津波避難・BCPビルです。
- 大地震発生時に、免震構造の建物「インナービル」が地震力をかわし、建物を取り囲む外殻「アーチ・ウォール」が地震後の津波外力に抵抗する、ハイブリッド構造を採用しています。
- 「アーチ・ウォール」は、極めて大きな津波外力に効率よく抵抗するために、平面的に楕円形状を採用しています。また、外周に取り付けたリブは、アーチ・ウォールの剛性・耐力を高めると共に、漂流物から建物を守り、避難バルコニーとしても機能します。
- アーチウォール内側の空洞内には、2体の隔壁を設けて隔壁とアーチウォール、底盤で区画したインナービルの建設空間を設けます。また、隔壁と楕円の両脇の間にできる半円状の空間には階段室等のコア部分を配置します。
- インナービルはピロティ上部の免震装置を設けた底盤上に建設します。インナービルは、アーチウォールと底盤、隔壁により完全に独立区画されているので、基本的には津波が侵入することはありませんが、万一の浸水時には、ビル中央部の吹き抜け空間に設ける階段を使って屋上に避難できます。
- 低層部にはピロティーを採用し津波を通過させて津波外力を低減します。
液状化の進展と被害の関係



