鉄骨ブレース耐震補強
(アンカー工事のない枠組鉄骨ブレース補強)
概要
おもな特徴
- 騒音・振動・粉塵の発生量・発生時間を大きく軽減します。
- 居ながらの工事が可能です。
- 短工期・ローコスト化を実現します。
既存躯体を目荒し又はサンダー掛けにし、既存躯体と枠鉄骨との隙間を無収縮モルタルで埋めた、あと施工アンカーが不要の補強工法です。騒音・振動・粉塵の発生が少ない、居ながらの補強工法を実現します。
具体的技術内容
枠付き鉄骨ブレースを既存建物の柱梁で囲まれた構面内に組入れ、向かい合う躯体面を目荒し又はサンダー掛けし、枠鉄骨との隙間を無収縮モルタルで埋めて力を伝達させる補強工法。従来のようにあと施工アンカーが不要となるため、振動・騒音・粉塵の発生が少なく、しかも短時間で施工できる補強工法です。
無アンカーブレース工法の荷重伝達のメカニズムは下図のとおりです。