凍結工法の凍結膨張圧算出方法(地盤凍結工法用)
技術の概要
- 凍結工法における凍結膨張圧を算出する発明です。
- これまで凍結膨張圧の算出には経験則に基づいた簡易的な方法を用いることがありました。しかし、凍土形状や凍結管の配置などは、安全側に見ることにより過大な膨張圧と算定される傾向がありました。
- この発明は、凍土の成長を三段階(造成開始、造成中、造成完了)に分けて各凍土成長段階における線膨張率を算定することで、精度の高い凍結膨張率、凍結膨張圧を算出することができるものです。これにより、凍結膨張圧の過大評価を抑制でき、合理的な凍結工法の施工を実現することが可能となります。
特許リスト
- 特許6756512「凍結工法の凍結膨張圧算出方法」
- 特許7197258「凍結工法」
実施技術(許諾対象技術)
凍土造成時に生じる膨張圧を予測する技術
許諾条件
初年度250万円+2年度以降50万円/年※
想定されるライセンシー
土木コンサル、ゼネコン
その他
※「セグメント継手の縮径装置(地盤凍結工法用)」「凍結工法の凍結膨張圧算出方法(地盤凍結工法用)」「凍土造成の制御方法(大断面シールド向け地盤凍結工法用)」「大断面シールド向け外殻シールド凍結部端部褄壁の施工(大断面シールド向け地盤凍結工法用)」「造成凍土の先行掘削方法(地盤凍結工法用)」のいずれかの技術について実施許諾料を支払い済の場合には、初年度費用の支払いを2年度以降と同額とし、2年度以降の支払額を減額します。