耐火木質柱・梁「スリム耐火ウッド®

技術の概要

  • 環境負荷低減を目指し、木質材料を用いた中高層建物の建設が増えています。当技術は、中高層建物に必要な耐火性能を有する木質柱・梁の技術です。
  • 当技術は荷重を負担する荷重支持部を木材で構成し、その周囲に耐火性能を有する強化石膏ボードと熱付加で発泡する耐火シートを重ねた燃え止まり層を設ける構成となっています。
  • これにより、必要な耐火性能を確保するための燃え止まり層を強化石膏ボードのみで構成するより薄くすることができます。
図1:スリム耐火ウッドの構造
図1:スリム耐火ウッドの構造
図1:従来技術との比較
図2:従来技術との比較

主要な特許

  1. 特許-6664701「木質構造部材」
    空気層の外側に無機質材料を設けた部材
  2. 特許6238078「柱同士の接合構造及び建築物」
    二重の鋼管を配置する柱接合構造

特許リスト

  1. 特許6960724「耐火木質部材」
  2. 特許6664701「木質構造部材」
  3. 特許7199956「耐火集成材」
  4. 特許6949464「耐火木質部材の設計方法」
  5. 特許6936564「耐火木質部材」
  6. 特許7573406「木質構造部材とサッシの取合い構造」
  7. 特許7563937「木質構造部材と間仕切り壁の取合い構造」
  8. 特願2021-112680「柱梁接合構造及び柱梁接合構造の施工方法」

実施技術(許諾対象技術)

耐火シートと強化石膏ボードを重ねた燃え止まり層の製造。当製品を利用した耐火木質柱の設計、施工。

実施許諾条件

50万円/年

想定されるライセンシー

設計事務所、建材メーカー

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