【イベント報告】明治学院大学でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催

2025年2月18日、明治学院大学横浜キャンパス(横浜市戸塚区)にて、シミズ・ボランティア・アカデミーを開催しました。

本講座は、障がい者やパラスポーツに関する知識を深め、ボランティアの養成に寄与することを目的として、2015年に開講しました。これまで全国各地で、大学生やボランティア活動に興味を持つ地域の方々を対象に実施してきた実績があります。

今回は、明治学院大学体育会サッカー部に所属する学生約80名が参加しました。受講者は、パラスポーツの魅力やボランティアに求められる基礎知識を、座学および視覚障がいや車いすの実技体験を通じて学びました。また、現在当社が同キャンパス内で新校舎を建設中(2025年秋完成予定)であることから、その現場で働く当社従業員も学生の皆さんと共に講座を受講し、交流を深めました。

明治学院大学では、教育理念として“Do for Others(他者への貢献)”を掲げています。この理念を実現するため、各学部や教養教育センターによる正課カリキュラムに加え、国際交流、ボランティア活動、キャリア教育など、人格教育にも力を注いでいます。今回のシミズ・ボランティア・アカデミーもその取り組みの一環として採用され、サッカー部のインクルーシブ教育として実施されました。

車いすで介助される立場も体験
当社従業員も学生とペアになって学習

参加した学生からは、次のような感想が寄せられました。
「視覚障がいのある方を見かけたときには、『Impossible』ではなく、『I’m possible』という気持ちで積極的に声を掛けたいと思った」
「介助する側だけでなく、される側の体験を通じて、どのような介助が安全なのかを理解できた」
「障がいのある方々は、そのことに対して後ろ向きな気持ちがあると思っていたが、実際には前向きに生活していることを知り、勇気をもらった」
このように、多くの学生が新たな気づきや学びを得る機会となりました。

当社は、今後もシミズ・ボランティア・アカデミーを定期的に開催し、より多くの方にパラスポーツの魅力やボランティア活動の重要性を伝えていきます。そして、誰もが輝けるインクルーシブな社会の実現に貢献してまいります。

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