【イベント報告】青森大学でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催

2024年5月30日、社会貢献活動の一環として、青森大学青森キャンパス(青森県青森市)において、シミズ・ボランティア・アカデミーを開催しました。

本講座は、障がい者やパラスポーツに広く精通したボランティアの養成に寄与することを目的に、2015年に開講。これまで、全国各地で大学生やボランティアに興味がある地域の方々を対象に、計14回開催してきました。
今回の講座には、青森大学総合経営学部の第二学年の学生約100名が参加しました。本講座を通じて、障がい者やパラスポーツを支援するボランティアについての関心と理解を深めてもらうことで、同大学や社会のインクルーシブ・コミュニティの実現に寄与することが期待されます。講師には、初瀬勇輔さん(2008年北京パラリンピック視覚障害者柔道日本代表、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会副会長)と、花岡伸和さん(2012年ロンドンパラリンピックマラソン5位入賞、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟常務理事)のお二人をお招きし、参加者は視覚に障がいのある方や、車いす利用者のサポート方法について、座学と体験型講座を受講しました。

講義の様子
講義の様子
車いすの正しい持ち方を学ぶ様子
車いすの正しい持ち方を学ぶ様子

参加者からは、「街中で困っている人がいたら積極的に声をかけたい。また、その際はアンコンシャス・バイアスを持たず、傷つけないようにもしたい」「普段生活している中にこんなにも障害・障壁があることを知らなかった」「まだボランティアをしたことがないが、ぜひ参加してみたい」などさまざまな感想が寄せられました。

2年後の2026年には青森県で国体・全国障害者スポーツ大会「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」の開催が予定されています。今回のシミズ・ボランティア・アカデミーの講義をきっかけに、一人でも多くの学生の皆さんが、ボランティアで同スポーツ大会に参画してくれることを期待しています。

当社は、今後もシミズ・ボランティア・アカデミーを定期的に開催し、誰もが輝けるインクルーシブな社会の実現に貢献していきます。