【イベント報告】法政大学でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催

2023年10月13日、社会貢献活動の一環として、法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)において、シミズ・ボランティア・アカデミーを開催しました。

本講座は、障がい者やパラスポーツに広く精通したボランティアの養成に寄与することを目的に、2015年に開講。これまでに全国各地で大学生やボランティアに興味がある地域の方々を対象に、計13回開催してきました。

今回は、同大学の水野雅男教授(現代福祉学部福祉コミュニティ学科)の「社会的包摂論」の講義の一環で開催。講師には、初瀬勇輔さん(2008年北京パラリンピック視覚障害者柔道日本代表、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会副会長)と、花岡伸和さん(2012年ロンドンパラリンピックマラソン5位入賞、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟常務理事)のお二人をお招きしました。 現代福祉学部の学生約100名が参加し、視覚障害がいと車いすそれぞれの分野について、パラリンピアンによる座学と体験型講座を受講しました。


講義の様子
講義の様子

誤った誘導方法により視覚障がい者が感じる恐怖を体験している様子
誤った誘導方法により視覚障がい者が感じる恐怖を体験している様子

車いすで通行する際に街中で不便なことを学習
車いすで通行する際に街中で不便なことを学習

車いすに乗り、介助なしで段差を越える体験
車いすに乗り、介助なしで段差を越える体験


参加者からは、「今までは助けたくても何をすべきか分からなかったが、このように方法を学ぶことで助け合いが増えると感じた」「自分が体験することで障がい者の方の大変さが分かったので、声をかけることから始めてみようと思う」「偏見を持っていないつもりだったが、無意識に少し偏見を持っていたことに改めて気がついた」などさまざまな感想が寄せられました。
また、学生時代に障がいを持ち、パラリンピアンという目標を見つけ挑戦し、夢を叶えた講師のお二人の言葉を受け、多くの参加者が励まされました。

当社は、今後もシミズ・ボランティア・アカデミーを定期的に開催し、誰もが輝けるインクルーシブな社会の実現に貢献していきます。