【イベント報告】パラスポーツ体験会in福岡

2022年6⽉12⽇、福岡市総合体育館<照葉積⽔ハウスアリーナ>(福岡県福岡市)において、「パラスポーツ体験会in福岡」(主催︓福岡照葉アリーナ株式会社、協⼒︓清⽔建設株式会社)が開催されました。

パラスポーツ体験会は、パラスポーツ体験を通じて、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しむことができるすばらしさを知り、ノーマライゼーションについての理解を深めていただくことを目的としています。

第16回⽬となる今回は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、約1年半ぶりの開催となりました。会場では、来場者が安全にパラスポーツを楽しめるよう、検温や消毒等感染防止策を徹底して行いました。

誰もが楽しめるパラスポーツ

今回の会場となった福岡市総合体育館<照葉積水ハウスアリーナ>には、当社が開発協賛したボッチャのデジタル競技「CYBER BOCCIA S」(サイバーボッチ ャ・エス)を2台と通常のボッチャの縮小版として気軽に競技を楽しむことができるボッチャマットを設置しました。来場者はルール説明を受け、ボッチャマットでボールの重さや投球感覚を身につけた後、CYBER BOCCIA Sで家族や友人とボッチャ対戦。地域の住民約125人にパラスポーツを体験してもらいました。

CYBER BOCCIA Sでは、ボール同⼠の距離の計測や投球順、勝敗の判定などがデジタル映像として前面の大型モニターに映し出されるため、ボッチャの経験がない来場者も楽しんで対戦を⾏いました。会場では、「もう⼀回やりたい」と⼦どもたちがボッチャに夢中になる様⼦が⾒られました。

ボッチャマットでルールを教わる様子
ボッチャマットでルールを教わる様子
CYBER BOCCIA Sで真剣勝負
CYBER BOCCIA Sで真剣勝負
モニターにゲームの経過が写し出される
モニターにゲームの経過が写し出される
ジャックボール(的)までの距離を自動的に計測
ジャックボール(的)までの距離を自動的に計測

スポーツで地域を笑顔に

体験会の後半には、世界の舞台で活躍する車いすテニス 川野 将太選⼿(シーズアスリート所属)によるトークショーが⾏われました。

「スポーツで地域を笑顔に」をテーマに、⾞いすテニスの基本的な説明から、ロンドン、リオと2度のパラリンピック出場経験について、さらには地元福岡をパラスポーツで盛り上げることで、⼦どもたちの笑顔あふれる共⽣社会づくりを目指すことへの思いを聞かせていただきました。

川野選⼿が実際に使⽤している競技⽤⾞いすも披露いただき、トークショー参加者が競技⽤⾞いすを体験する場⾯も⾒られました。

パラリンピックの経験について語る川野選手
パラリンピックの経験について語る川野選手
トークショー参加者に競技用車いすの
乗り方を教える川野選手
トークショー参加者に競技用車いすの乗り方を教える川野選手

当⽇は、当社九州⽀店からも従業員がボランティアとして運営に参加しました。
引き続き、さまざまなイベントを通じてパラスポーツの普及、振興に努めていきます。