【イベント報告】次世代を担う若者と共に目指す持続可能な社会
~清水建設北陸支店×金沢工業大学連携プロジェクト始動~

2021年3月4日、現在建設中の当社北陸支店新社屋(石川県金沢市)に、金沢工業大学(理事長 泉屋吉郎)SDGs推進センター平本督太郎センター長と、同センターの「SDGs Global Youth Innovators」の学生の皆さんが来訪しました。

北陸支店新社屋のコンセプトは、「北陸の地域・未来とつながるオフィスづくり」です。北陸地域初となる「ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)」の実現(目標13)、地元産の能登ヒバを利用した耐火木鋼梁の採用(目標12,15)、また、従業員の健康増進と多様な働き方を可能にするオフィス空間の創出(目標3,8)など、北陸におけるSDGsの発信拠点となることを目指しています。
一方、金沢工業大学は、SDGsに特化した通年カリキュラムの導入、SDGs達成に貢献する次世代リーダーの育成に取り組んでおり、2016年には政府主催の「第一回ジャパンSDGsアワード」においてSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞するなど、SDGs推進の先進大学の一つです。

今回、当社北陸支店では、SDGs推進活動を強化するにあたり、斬新でユーモアのある持続可能な知見を求め、金沢工業大学の皆さんと共同企画をスタートしました。その第一弾として、地球環境に配慮したさまざまな最先端技術を導入した新社屋建設現場の見学会と、キックオフミーティングを行いました。
キックオフミーティングでは、金沢工業大学の皆さんが考案したカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」を用いて、SDGsコミュニーケーションの方法について学習しました。

北陸支店新社屋の見学
北陸支店新社屋の見学
カードゲームを用いて楽しく学習
カードゲームを用いて楽しく学習

将来的には、新社屋を地域の子どもたちと一緒にSDGsを学習できる場を提供するなど、SDGs普及の素材として活用する予定です。
今後も引き続き、金沢工業大学の皆さんと協働して、SDGsの達成貢献そして北陸の地域発展に寄与できるSDGs推進活動を加速させていきます。

車いすでの介助方法を体験する学生
金沢工業大学(前列)と北陸支店(後列)のみなさん

SDGs Global Youth Innovators : SDGs達成に取り組む金沢工業大学学生プロジェクト。SDGsカードゲーム 「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」の開発、ジャパンSDGsユースサミットの主催、また多くの企業・他大学においてSDGsに関するワークショップを開催するなど、SDGsイノベーションの普及活動を広く展開。現在、SDGsに関連した事業会社(LODU)起業も構想中。

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