平成30年度施工系インターンシップ 実施報告

~施工管理の仕事のダイナミズムを体感~

当社では、CSR活動の一環として、インターンシップを行っています。建築・土木の職種を対象にした施工管理インターンシップについて、内容の一部をご紹介します。

実習前ガイダンス

全国各地で行われる現場実習の前に、実習に向けたガイダンスを行いました。当社社員より建設業界や施工管理業務についての説明を行い、仕事の流れを理解してもらいました。
ガイダンスの最後には、実習に向けたオリエンテーションが行われ、現場で測量結果などを記録する野帳と、実習の内容を記録する現場実習日誌が学生に配られました。
現場で実際に使用する道具を手にし、翌日からの実習に向け意識が高まったようです。

現場実習(4日間)

学生たちにはそれぞれの配属先に分かれ、実際の仕事を体験してもらいました。
現場での1日をダイジェストでご紹介します。

(1)現場の朝は、全員でのラジオ体操から始まります。作業中に怪我をしないよう、しっかり体をほぐします

(2)朝礼の後は安全確認です。互いの安全帯をつなぎ、服装と体調のチェックを行います

(3)作業拠点ごとに、安全に作業するためのポイントなどを確認します

(4)社員と一緒に現場を巡回し、危険な箇所はないか、工程どおりに作業が進んでいるかチェックします

(5)初めてのことの連続でしたが、仲間と協力しながら実際の仕事を体験しました

(6)測量結果や現場で見聞きしたことは、ガイダンス時に配られた野帳に書き込みます

(7)年齢の近い社員からさまざまな話を聞くことができるのも現場実習の魅力です

(8)社員と談笑しながら昼食です。なごやかな雰囲気の中、会話も弾みます

(9)昼食後のミーティングでは、巡回時に気がついたKY(危険・予知)ポイントを発表しました

(10)午後の巡回では、工事で使用するセグメントについて説明を受けました

(11)普段は入れないような掘削中のトンネル内部も見学。直径約12mのトンネルとシールドマシンに圧倒された様子でした

(12)作業員休憩所では職人さんから作業の内容を聞くこともでき、有意義な実習となったようです

参加者コメント

参加いただいた方から様々なコメントをいただきました。その一部をご紹介します。

  • 実際の現場でしか感じ取ることのできない、現場の難しさややりがいを体感することができ、施工管理士として働くイメージをより明確に持つことができました。
  • 毎日、時間を割いて社員の方に説明していただき、間近で作業を見学させていただけたのは非常に貴重な時間となりました。ここまで細部を見ることが出来たのはインターンシップならではだと感じました。
  • 毎日とても楽しく熱中して過ごすことができました。建築施工の理解が深まるとともに今後の勉強のモチベーションもあがりました。
  • BIMなどの新しい技術を取り入れるとともに、これまでの経験を生かしながら仕事を行っている姿を見て、自分自身も、この高いレベルに身を置きたいと感じました。
  • 初めて現場に行き、学ぶ事が非常に多かったですが、現場、デスクにて色々な話を伺い、どの話も面白く、施工管理という仕事に大変興味を持ちました。

以上が今回の施工系インターンシップの報告です。
このページをご覧いただいた皆さんに、清水建設のインターンシップの様子を感じていただければ幸いです。