社会貢献活動「目玉プロジェクト」<br>北本自然観察公園整備活動(関東支店)

清水建設では、国内外の広い地域で、地域社会と共生しながら事業活動を展開しています。お互いの理解を深め、より良い事業活動につなげるために、地域社会との積極的なコミュニケーション活動やさまざまな社会貢献活動もおこなっています。各部門では地域の課題や特性に対して、当社がなすべきことの議論を行い、軸となる活動を部門の社会貢献活動の「目玉プロジェクト」として定めて、継続的・主体的に活動しています。

11月19日、北本自然観察公園(埼玉県北本市)において、関東支店職員とその家族36名、当社の協力会である埼玉兼喜会所属の協力会社職員19名、総勢55名で、北本自然観察公園整備のボランティア活動を行いました。この活動は、関東支店の社会貢献活動の「目玉プロジェクト」として、2011年より継続的に行われ、本年で7回目の開催となります。また、遠方のためこの活動に参加することができない支店管内の各営業所においても、赤城山の山林管理ボランティア(群馬県)や霞ヶ浦清掃ボランティア(茨城県)といった同様のボランティア活動を行い、良き企業市民として地域社会に貢献しています。

北本自然観察公園は、1992年に開園した埼玉県の「里地里山」の自然環境を残しながら野生の生きものが住みやすく、観察や散策も 楽しめる市民・県民の憩いの場となっています。また隣接する「荒川ビオトープ」とともに、生きものの住処をつなぐネットワークの拠点にもなっています。ボランティア活動当日にも多くの市民の方々が訪れて、バードウォッチングや園内の紅葉を楽しむ姿が見られました。

埼玉県自然学習センター 北本自然観察公園HP
http://www.saitama-shizen.info/

当公園の管理事業を行っている(公財)埼玉県生態系保護協会の方々の指導の下、今年度は雑木林に侵入した竹林(モウソウチク)の間伐作業を中心に公園整備を行いました。斜面林に太陽の光が差し込むようにし、雑木林の植生を回復させていくことがねらいです。

この北本自然観察公園がいつまでも自然と地域の方々の共生の場としてあり続けるように、今後も公園整備のボランティアを継続していきます。

協力して間伐作業を実施
成長したモウソウチクをノコギリで伐採
子どもたちも一生懸命お手伝い
ボランティア参加メンバー