夏のリコチャレ2016☆シミズものづくり最前線

7月から8月にかけての夏休み期間にリコチャレ(理工チャレンジ)イベントを開催しました。内閣府や文部科学省、経団連の共催で理工系分野に興味がある中高生が将来の自分をしっかりイメージして進路選択することを応援する取り組みに弊社も賛同し昨年に引き続き開催しました。

当社は「リコチャレ応援団体」「理工系女子応援ネットワーク」へ参加しています。
理工チャレンジ(リコチャレ) : 「リコチャレ」とは

【開催プログラム】
1. 東京木工場&ものづくり研修センター建設現場見学
7月26日・28日開催

2. 海洋未来都市プロジェクト紹介&設計技術(3Dプリンタ・3D立体視)体験
8月23日・26日開催

3. 土浦駅前再開発ビル見学ツアー~快適で人の集まる空間を建設中~
8月29日開催

1. 東京木工場&ものづくり研修センター建設現場見学

中学生と、その保護者を対象とした見学会を東京木工場とものづくり研修センター建設現場で開催しました。
前半は東京木工場で、ショールームや場内を見学し、キーホルダーの作成等を行いました。自分で作成したキーホルダーにレーザー加工機で名入れされている様子を見るなど、ものづくりの技と楽しさを感じました。
後半は高度な技術・スキルの伝承を目的としたものづくり研修センターについて説明を受けた後、建設現場を見学しました。天井や壁の仕上げ、アルミサッシの取付等を見学し、活気あふれる現場の雰囲気を体感しました。
参加者からは、「理系と文系で進路を選択しなければいけない時期だったので、いろいろ考えることができた。」「ゼネコンの仕事から想像する現場監督の仕事だけではなく、自分たちで物をつくっている人たちもいるということを知ることができた。」等の感想が寄せられました。

2. 海洋未来都市プロジェクト紹介&設計技術(3Dプリンタ・3D立体視)体験

高校生と、その保護者を対象としたイベントを本社で開催しました。
前半は当社の環境未来都市構想GREEN FLOATと海洋未来都市構想O
CEAN SPIRALに関する説明を受け、それぞれの模型を見学しました。後半は、2班に分かれ3Dプリンタの当社活用事例についての説明を受け模型室見学や、特殊なメガネをかけて3D立体視を体験し、最先端の設計技術に触れました。
先輩の話コーナーでは、現在の仕事についての紹介や、設計者になろうと思ったきっかけについて話がありました。
その後、模型見学や3D立体視で体験した京橋こども園の外観を見学しました。
参加者からは、「イベントに参加してみて建築自体にも興味を持ちました。」「海洋未来都市プロジェクトが想像していたよりも具体化されていて驚いた。意匠設計に興味をもった。」等の感想が寄せられました。

3. 土浦駅前再開発ビル見学ツアー~快適で人の集まる空間を建設中~

中学生から大学生までの女子生徒を対象とした見学会を土浦駅前再開発の現場で開催しました。
冒頭、建設業における女性活躍推進の取組みについて説明があり、女性が働きやすい職場環境に建設現場が変わりつつあるという話を真剣に聞き、その後、若手技術者に引率され現場見学を行いました。現場見学では、高所作業車試乗や、配筋、測量、左官等を体験し当社開発の空調服試着等熱中症対策への取り組みについても学びました。
女性技術者への質問コーナーでは、入社の動機や育児と仕事の両立、休日の取得状況などについて参加者から質問があり、回答しました。
参加者からは、「現場での仕事がよくわかっていなかったが、今回体験することができ、選択の幅が広がった。」「現場で働いている女性の声を聞けて、将来の参考になった。」等の感想が寄せられました。