東京おもちゃショー2014

6月12日~15日、日本最大のおもちゃの見本市「東京おもちゃショー2014」が東京ビッグサイトで開催され、当社は14・15日の一般公開日に、キッズライフゾーンで体験型イベントを実施しました。当社の出展は今年で5回目、東京木工場の企画での出展は3回目です。

鳴子作りワークショップ、鉋(かんな)がけ体験、木の魚釣りと盛りだくさんの内容に、当社ブースの来訪者数は1,000名を突破。東京木工場による体験イベントとしては、1イベントあたりの参加者数が過去最高を記録しました。

有料化したワークショップの収益金108,600円は、8月に宮城県南三陸町で開催する小学生対象の木育活動の補助金として使用させていただきます。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

鳴子作りワークショップ

今回のワークショップでは、のこぎりや金槌を使う等、本格的な木工要素を取り入れました。特にのこぎり作業には危険が伴うため、誰もが安心して作業ができるように、東京木工場オリジナルの安全装置を用意しました。

鳴子の柄には檜(ひのき)(間伐材)、羽は用意した三種類の木材(栗、チーク、パルダオ)から選び、好きな色のゴム紐で結んで作っていただきました。

当日は、小さなお子さまからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々が参加されました。今回初めて販売した持ち帰りキットも、お子さまへのお土産として好評でした。

鉋(かんな)がけ体験

これまで鉋がけは東京木工場の社員による実演のみでしたが、今年から来場者のみなさまにも体験いただけるようになりました!

まずは社員が、1.5メートルほどの檜の角材を使って、実演を交えながら鉋の使い方を説明。簡単そうに見える鉋がけですが、実際にやってみると大違い!?初めて鉋がけを体験される方が多い中、かけ始めから終わりまで途切れることなく鉋を滑らすことができたときには、歓声が上がるほどの盛り上がりでした。大きな鰹節のように丸まった鉋くずは、ヒノキの香りでいっぱい!自分で削った鉋くずを、記念に持ち帰る方もたくさんいらっしゃいました。

木の魚釣り

昨年の東京おもちゃショーから始まった木の魚釣り。鉋くずを波に見立て、海を泳ぐ木製の魚を、木製の釣り竿を使って釣り上げます。昨年はフック式でしたが、今年は磁石式に変更。魚をより釣り上げやすく、バージョンアップしました。

1回あたり6人で臨む“釣り大会”。一匹でも多く釣り上げようとする子供たちの目は真剣そのもので、一日中行列が出来るほどの人気となりました。