シミズ・オープン・アカデミーで「関東大震災90周年特別セミナー」を開催 ~当時の清水組の対応と関連研究に関する特別展示も併催~

2013年8月23日、シミズ・オープン・アカデミーでは、特別セミナー「関東大地震における揺れと建物の被害~歴史地震に学ぶ~」を開催しました。

今年は関東大震災から90年。1923年9月1日に発生したマグニチュード7.9の関東地震とその後の火災で首都圏に甚大な被害を及ぼした震災を取り上げ、関東地震の揺れの特徴と建物被害を検証した研究者による講演会と関連展示の見学をセットで実施したものです。

講 演

・「関東地震と長周期地震動」
講師:横田 治彦  (株式会社大崎総合研究所)
・「関東地震における建物の被害」 
講師:林 章二  (清水建設株式会社 技術研究所)

当日は、地震工学の専門家を含め、大学、学協会、企業などから60名を超す参加があり、活発な質疑とディスカッションが行われました。首都圏での巨大地震への備えを考えるにあたって有意義なセミナーとなりました。

セミナーの様子

展示紹介

講演後、技術研究所ショールームにて公開している企画展示「シミズが見た関東大震災」を紹介しました。

同展示では、震災直後に当社(当時の清水組)が独自に実施した被害調査の資料等を公開しています。

展示コーナー