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2017年3月16日 セミナー「ものづくりの現場から」を開催

「ものづくりの現場から」は、実際の工事に携わった担当者が、現場で採用した技術やものづくりの醍醐味を語るセミナーとして毎年開催しています。本年は、2016年3月に銀座の新たなランドマークとしてオープンした「東急プラザ銀座」と、2016年7月に世界遺産への登録が決定した「国立西洋美術館」の担当者による講演を行いました。

    

「東急プラザ銀座」は江戸切子のようなデザインの外観が印象的ですが、複雑な形状のため施工の精度や品質の確保が課題となります。また、人通りの多い大きな通りに面しており、施工中の落下物による事故の防止にも気を付けなければなりません。複雑な形状という建物の特徴だけでなく、工期や周辺環境など与えられた条件の中で「安全で高品質かつ効率的にどうつくるのか?」。難工事に挑む意気込みや、細部にまで及んだこだわりが紹介されました。

    

「国立西洋美術館」はフランス政府から返還された「松方コレクション」の保存・公開のため1959年に完成しました。また、兵庫県南部地震を機に1998年には耐震改修工事が行われています。20世紀を代表するフランスの建築家ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」「無限成長美術館」という想いが詰まったこの建物をいかに造り上げたのか。また、「ル・コルビュジエのオリジナルデザインを守る」ために、日本で初めて既存建物を後から免震化する「免震レトロフィット工事」に挑戦した関係者の想いが紹介されました。

参加者からは「建築の知識がなくても楽しく話しを聞くことができた」「大学の講義では聞けない現場の話しが聞けて、貴重な経験となった」「工事に携わった方々の話しを通して、清水建設のものづくりへの想いを感じ取ることができた」などの感想が寄せられました。