2016年12月7日、12月15日 2016年度「土木の日」見学会

道路や橋、鉄道など、暮らしを支える土木技術への理解を深めてもらうことを目的に、土木学会関東支部と共同で「土木の日」見学会を毎年開催しています。本年は、豊洲小学校の5年生160名の方にご参加いただきました。

生徒たちは、はじめに「どぼくってなぁに」をテーマに、トンネルの掘り進め方や環境を守る緑化の技術などをクイズを交えながら学びました。その後は、建物を地震から守る免震装置や液状化対策の技術、環境や生態系に配慮したビオトープ、快適な音環境を作るための音響実験棟、トンネルなどを支える岩盤に関する研究を行うための岩石実験棟の見学です。ビオトープ内の池の中を見られる観察場では、魚や貝を見つけるたびに歓声を上げていました。音響実験棟では無響室と残響室の見学を行い、それぞれの実験室で風船を割って音の響きの違いを体験しました。岩石実験棟では、岩のサンプルを手に取りながら、素材や形成される過程の違いによって様々な種類の岩ができることを学びました。岩の強度を測る試験では、岩が破壊した時の音の大きさに驚く一幕も。

    

シミズ・オープン・アカデミーでは、今後も関係機関と協力しながら、建築や土木の魅力を知っていただくために、様々なプログラムを提供していく考えです。