2013年11月5日(火)、12月6日(金) 2013年度「土木の日見学会」(更新2014/1/23)

「地球に優しい街づくり」に関わる土木技術を小学生に理解してもらうために、土木学会関東支部と共同で「土木の日(11月18日)」見学会を開催しています。当社技術研究所では、1990年から地元の小学生を対象に技術研究所見学会を毎年実施しています。

    

見学会には、11月5日に越中島小学校の6年生101名が、また12月6日には豊洲小学校の5年生123名が参加しました。見学会では、はじめに「土木ってなあに」をテーマに、研究員がクイズ交じりに土木の説明を10分ほど行い、その後本館ショールームをはじめ、ビオトープ、風洞実験棟、岩石実験棟などの研究施設を見学しました。ショールームでは、夢のプロジェクトである海に浮かぶ人工の島、「グリーンフロート」や地震の時に発生した「液状化」の実験を見ながら説明を受けました。

    

ビオトープでは、池の半地下にある観察窓から、水中に生息する魚や飛来したカルガモの様子を観察しました。風洞実験棟では、実際に風洞で作られた風を浴びてその強さを体感し、風による安全対策の大切さを学びました。最後に岩石実験棟では、橋梁、トンネルなどを支える岩石の強度試験による強さを確認し、その破壊状況を観察しました。

    

小学生からは、「液状化や地震対策がよくわかった」「橋、道路、鉄道などが土木によって造られていることがわかった」などの感想がありました。