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2013年10月17日 2013年度 第1回セミナー「ものづくりの現場から」(更新2013/11/25)

2013年度 第1回セミナーは「ものづくりの現場から」をテーマに実施しました。ものづくりに携わった経験豊かな担当者から、普段なかなか知ることのできない建設のプロセス、現場で発揮されたものづくりの知恵、苦労や、建物にまつわる社会的な背景などについての講演が行われました。

    

今回紹介した現場は、建築が「GINZA KABUKIZA」、土木が「各務原大橋新築工事」です。「GINZA KABUKIZA」では、以前建っていた歌舞伎座のデザインを継承しつつ、新しい建物に活かしてくためのさまざまな工夫や技術が紹介されました。劇場内部の音響をより良くするため、技術研究所で実施した2分の1模型による音響実験の様子や、外観をより忠実に再現するため、東京木工場に設置した実大モックアップについての説明がありました。完成した建物にまつわる裏話もあり、歌舞伎座に行く楽しみが増すような内容でした。「各務原大橋新築工事」では、橋がどのように造られるのか、橋の種類にはどのようなものがあるかなど丁寧な解説が行われ、橋に対する興味が湧くような話から始まりました。各務原大橋では、曲線を活かした外観となっており、デザインが工夫されていること、施工計画に工夫を加えることで工期が11ヶ月も短縮された点が報告され、施工計画の奥深さを知る内容となりました。

    

その後の施設見学では、ものづくりに関連した施設を主にご案内しました。歌舞伎座の実験で使用した「音響実験棟」、橋梁の風に対する実験を行う「風洞実験棟」も見ていただきました。

今回は、一般のお客さまや専門家を中心に約50名の方にご参加頂きました。参加された方からは、「橋の話は想像以上におもしろかった」「具体的な話は大変興味深かった」「海外の事例についても聞かせてほしい」などの感想やご意見を頂きました。「ものづくり」に関するセミナーは毎年実施しており、今後も継続していきたいと考えています。