2011年11月24日(木) 2011年度 「土木の日」見学会(更新2011/12/16)

当社では、将来を担う子供たちに土木技術を紹介するため、毎年11月に「土木の日見学会」を実施しています。今年は江東区立豊洲小学校5年生 約100名が参加しました。

最初に10分ほどの講義で、江東区の衛星写真を見ながら、土木ではどんなものを造っているのかを学習しました。またクイズを交えながら、地下鉄のトンネルがどのように造られているのかを学びました。他にもビオトープ(生き物のすみか)を造る事や、二酸化炭素を発生させない風力発電所の建設など、環境に配慮した技術も土木の仕事であることを知りました。

    

施設見学では、夢のある「宇宙ホテル」や、海に浮かぶ人工の島「グリーンフロート」の模型を見ながら説明を受けました。風洞実験棟では、1940年に架橋からわずか3カ月で落橋したアメリカのタコマ・ナローズ橋を映像で見た後、当時吹いていた風速19mの風を体験しました。またビオトープでは、水族館のように池の中が見える箇所から魚を見たり、浮島に来ていたカルガモを見たりして、子供たちは歓声を上げていました。

参加者からは、「自分たちの住んでいる街が、土木によって支えられていることを知った」「また研究所を見学したい」などの感想がありました。