シミズ・オープン・アカデミー 夏休み高校生セミナーを開催

~建設業の役割や、ものづくりの楽しさを学ぶ~

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2019.07.26

清水建設(株)<社長 井上和幸>は7月26日、江東区越中島の技術研究所において、「シミズ・オープン・アカデミー 夏休み高校生セミナー」を開催し、首都圏を中心に1都5県から18名の高校生が参加しました。

夏休み高校生セミナーは、午前の「講義と施設見学の部」、午後の「ものづくり体験の部」から構成されています。参加した高校生は、午前の講義の部では「建設を知ろう」をテーマに、建設業の社会的な役割をはじめ、建物が出来上がる過程や最先端の建設技術について聴講。その後、技術研究所内の施設を回り、実際に研究開発に使われている実験施設や、開発された技術を見学・体験しました。建設技術歴史展示室では、木造から鉄筋コンクリート造、鉄骨構造に至るまで、その歴史と技術の変遷を資料や映像で学びました。

午後の演習「身近な材料で建物を作ろう」では、2人1組に分かれ、パスタを使って建物を計画・作成し、高さやデザイン、耐震性等を競いました。このセミナーを通じ、高校生はものづくりへの興味を一層深めたものと考えます。

「シミズ・オープン・アカデミー(SOA)」は、2008年9月の開講から10年が経過しました。当社の社会貢献活動の一環として「ものづくりの楽しさ」や「建設の面白さ・奥深さ」を青少年に理解してもらうことを目的に、国内外の高校生や大学生を中心に講義と施設見学を継続的に実施しています。12年9月からは、ベトナムやシンガポールなど8か国12大学で出張講義を開催するなど、活動の場を海外にも広げています。また、昨年6月には、公益社団法人企業メセナ協議会から「THIS IS MECENAT 2018」の認定を受けるなど、文化的活動としても評価されています。

SOAでは引続き、技術研究所の特徴を活かした魅力的なプログラムを提供し、ものづくりと建設の意義や楽しさを伝え続けていくことで、建設業への若者の入職や未来の担い手の育成、建設業全体のイメージアップにも寄与していく考えです。

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