ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ

  • 建築
  • 商業・ホテル
  • 大分県
  • 2019年

設計担当者から

石谷 貴行

インターコンチネンタルホテルズグループとして世界初となる、温泉をテーマとしたスパリゾート。大分県としても初となる五つ星ラグジュアリーホテルの建設に、当社の設計施工で取り組みました。敷地は海、街、山を臨む高台の好立地で、施設の各所から圧倒的な眺望を愉しむことができます。建材には、地元で採れる自然素材を多用し、また、内装、家具、備品には、特産品の竹細工をはじめとした地場の伝統工芸品、アート作品をふんだんに取り入れ、「別府らしさ」を演出。世界中から訪れるエリートトラベラーに満足いただけるよう、ワールドクラスのリゾート感と日本の温泉文化が融合した、ここでしか体験できない唯一無二の風景づくりを関係者一丸となって創り上げました。チームで、とことんやり切ったといえる案件。日本の「別府」が世界の「BEPPU」としてさらなる飛躍を遂げる、そのお手伝いができたことを誇りに思います。

施工担当者から

土志田 忠弘

日本有数の温泉地である別府の地に、89室の客室を有する大分県初の外資系ラグジュアリーホテルがオープンしました。当社の投資開発本部も事業に参画しています。 シミズの品質基準とラグジュアリーホテルにふさわしいデザインの実現との両立に大いに悩みました。設計施工のメリットを最大限生かし、設計者と本音で意見をぶつけ合った結果、納得できる納まりを実現できました。また、着工2カ月半で、建物外部にモックアップルームを製作し、客室の多くを占めるスタンダードルームの仕様を早期に確定させたことは、タイトなプロジェクトスケジュールを乗り切るのに大きな効果がありました。

発注者AQUA HEAVEN(東京センチュリーと清水建設投資開発本部が出資する合同会社)
設計・監理清水建設株式会社
工期2018年1月〜2019年6月
構造・規模RC造、S造 B1-4F
延床面積14,357㎡
所在地大分県別府市

> 設計施工ハイライト 世界の“BEPPU”の一翼を担う「ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ」
> Shimz Design Topics:ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ
> Shimz Design Works:ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ
> Shimz DDE CASE02:ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ

既存建物を改修したエントランス。地元産の木材が効果的に使われている
別府鉄輪地区に立つホテル全景
スイート客室のベッドルーム
別府石の巨石と杉ルーバーの傘が印象的な1階の露天風呂
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