海生生物付着防止工法「マップルパネル®工法」
マップルパネル工法は、発電施設の取水路等の構造物表面に防汚パネル(マップルパネル)を設置することにより、海生生物の付着を防止します。マップルパネルは、防汚塗料をFRPに工場塗装してプレキャスト化したものです。
- 抜水する必要がなく、水中施工が可能です。
- 防汚効果の耐用年数は8年であり、従来の現場塗布方式の二倍以上です。
- 耐用年数終了時は、ナットを外して新しいパネルに取替える作業で更新できます。
- 新設および既設構造物、コンクリート面および鋼面、平面およびR形状、全てに対応できます。
概要
除貝した対象構造物表面にアンカーを設置し、予めボルト孔を設けたマップルパネルを設置します。座金およびナットで固定し、ボルトキャップを設置します。全面に渡って防汚性を確保するために、海水に接する座金およびボルトキャップ表面にも防汚塗料を塗布します。また、継手部の隙間を防止するためパネルは瓦型形状とし、継手はラップ形状とします。
実績・実例
- 火力発電所