ワンタッチ式セグメント継手「ST継手」

Slit Transversal Joint

シールドトンネルの一次履工に使用されるコンクリート製セグメントは通常ボルトボックスの中からボルト・ナットで継手板を締結し組み立てられます。
今回、最近の2次履工省略内面平滑型に対応した「ST継手」を開発しました。この継手は、一方に切欠き継手板を採用し、他方インサート側には特殊ボルトを事前に組み込み、トンネル軸方向にセグメントをスライドさせワンタッチでセット組立てするものです。

概要

ボルトインサート側
継手板側

特徴

  • セグメント表面に金属部が出ないので耐食性にすぐれています。
  • ボルト増し締めが可能でボルト締結力の管理ができます。
  • 小さなスリット開口部なので、充填作業が簡単です。
  • 継手板の切欠き部をガイドに、ワンタッチでセグメントのセットが可能で組立て時間が短縮できます。

実績・実例

  • 公共下水道緑が丘雨水幹線整備工事(1工区)
  • 十条台幹線その3工事

など

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