連壁SMW本体利用
(山留め用連続壁を本体地下外壁に利用)
概要
おもな特徴
- 合成構造となるため、RC壁厚を小さくできる。(実績:30~50%低減)
- 地下外壁の壁厚低減により地下階の有効面積の拡大が図れる。
- 山留め壁とRC壁の間に防水層を設け、止水性能をさらに向上できる。(評定対象外)
従来は仮設使用していた連続山留め壁(SMW壁)を本体壁の一部に利用して、地下空間を有効活用しようとする工法。
具体的技術内容
SMW山留め壁の芯材H形鋼にシアコネクタ(スタッド等)を設け、後打ちする地下RC外壁と一体化する合成構造。基礎以深の山留壁の引き抜き抵抗を考慮することができる。



- 検討対象項:地下外壁、山留め壁芯材、基礎、止水性能
- 東京建築検査機構(TBTC)より建築構造技術証明を取得(H17.1月):建築
- (財)国土技術研究センターより建設技術審査証明を取得(H17.7月):土木
- 第8回国土開発技術賞を受賞