ハイブリッド集中制震システム(回転慣性+粘性)

2種類の装置を組み合せた「ハイブリッド型制震ユニット」で大きな地震エネルギーを集中的に受けとめます。最高クラスの耐震性能をローコスト・短工期の施工でご提供します。

概要

カヤバシステムマシナリー及び日本精工、平和発條と共同開発した制震装置「ダイナミックスクリュー」とオイルダンパーを組み合わせ、ビル低層階※に集中配置する制震構法で、新築・改修ともに適用可能です。ダイナミックスクリューは、建物の揺れを錘の回転運動に変換。小型の装置でも絶大な制震効果を発揮します。

低層階を避けて中間階に配置する設計も可能です。

メリット

  • 耐震性能の向上
    長周期地震動による各階揺れ幅と加速度を約30%、さらに長周期地震動の特徴である長い後揺れ時間を最大約70%減らすことが可能です。
  • ローコストで短工期
    改修範囲を限定するのと同時に、制震装置の設置箇所数を1/2~1/3と大幅に減らすことができます。さらに既存の柱や梁などの補強も不要なため、コスト・工期を縮減できます。
  • ビルを使いながらの改修が容易
    改修範囲は低層階に限られるため、中高層階などの執務空間で改修が不要となり、居ながらの改修ができます。そのため、中高層階の有効面積は変わりません。
ハイブリッド型制震ユニット
ハイブリッド型制震ユニット
シミズハイブリッド集中制震システムイメージ図
シミズハイブリッド集中制震システムイメージ図

実績・実例

  • シーバンスS館(東京都)

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