シミズ・オープン・アカデミー 夏休み高校生セミナーを開催

~開講10年、受講者数が5万人超へ~

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2018.07.23

清水建設(株)<社長 井上和幸>は7月23日、江東区越中島の技術研究所において、「シミズ・オープン・アカデミー 夏休み高校生セミナー」を開催、全国から集まった高校生17名が受講しました。また、本日の受講生を以て、開講から10年が経過するシミズ・オープン・アカデミー(SOA)の受講者数が5万人を超えたことから、セミナー終了後に記念セレモニーを催しました。

夏休み高校生セミナーは、午前の講義と午後のものづくり体験の部から構成されています。参加した高校生は、午前の講義の部では「建設を知ろう」をテーマに、建設業の社会的な役割をはじめ、建物が出来上がる過程や最先端の建設技術について聴講。続く技術研究所内の施設見学では、建設技術歴史展示室で木造から鉄筋コンクリート造、鉄骨構造に至るまで、その歴史と技術の変遷を資料や映像で学びました。

午後のものづくり体験の部では、午前中に学んだ知識を活かし、二人一組でパスタとマシュマロを使い実際に構造物を設計・製作し、そのデザイン性や耐震性、高さなどを競いました。こうしたセミナーを通じ、受講した高校生はものづくりへの興味を一層深めたものと考えます。

セミナー終了後に実施した5万人達成の記念セレモニーでは、SOAの学長である当社会長(宮本洋一)が挨拶し、ものづくりへの想いを語った後、高校生たちに記念品を贈呈しました。

SOAの開講は2008年9月で、開講からほぼ10年が経過します。開講以来、当社の社会貢献活動の一環として「ものづくりの楽しさ」や「建設の面白さ・奥深さ」を青少年に理解してもらうことを目的に、国内外の高校生や大学生を主対象に講義と施設見学を継続的に実施しています。12年9月からは、ベトナムやシンガポールなど8か国12大学で出張講義を開催するなど、活動の場を海外にも広げています。また、今年6月には、公益社団法人企業メセナ協議会から「THIS IS MECENAT 2018」の認定を受けるなど、文化的活動としても評価されています。

SOAでは引続き、AIやIoTを取入れた最新の技術や話題の技術などを盛り込み、技術研究所の特徴を活かした魅力的なプログラムを提供することで、建設業への若者の入職や建設業全体のイメージアップにも寄与していく考えです。

以上

SOA受講者5万人目に認定された夏休み高校生セミナー参加者の皆さん
SOA受講者5万人目に認定された夏休み高校生セミナー参加者の皆さん

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