女性活躍推進

当社の女性活躍推進施策

政府の成長戦略をはじめ、近年は民間企業各社の経営戦略に女性の活躍推進が掲げられるようになってきました。

当社では、2009年にダイバーシティ推進室を新設して以来、多様な人財が働きやすい環境を整えており、女性活躍推進に関してもさまざまな施策の検討・充実を進めています。

女性活躍推進法に基づく、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業を認定する「えるぼし」について、認定段階2を2018年に取得しています。

えるぼし認定マーク

2017年3月23日には、平成28年度「なでしこ銘柄」に弊社が選定されました。「なでしこ銘柄」とは経済産業省と東京証券取引所とが共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に魅力ある銘柄として紹介するものです。

なでしこ銘柄

主な女性活躍推進施策

これまでに実施された主な施策には、以下のようなものがあります。

2023年度
2022年度
  • シン・ダイバーシティ2022
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
  • ダイバーシティ推進方針策定
  • ダイバーシティ推進HP開設
  • 女性管理職数目標値設定
2010年度
  • ベビーシッター利用券取り扱い開始
  • 育児・介護関連制度の改正
2009年度
  • 女性総合職フォローアップ研修開講
  • 女性活躍マネジメント研修開講
  • 女性建築施工系研修開講
  • 女性用ユニフォーム製作
  • 電話帳旧姓併記開始
  • くるみんマーク取得
2008年度

2023年度

シン・ダイバーシティ2023

2020年度

ランチミーティングキャラバン2020

育児中の女性従業員同士のネットワーク形成や中長期的なキャリア形成の意識醸成を目的に、2020年11月に東北支店、2021年2月に関西支店で開催しました。 オンラインでの参加も可能として、お弁当を食べながら、ときには笑いが起こる和やかな雰囲気で意見交換が行われました。

復職後の参加者からは「仕事も育児も忙しい中で資格取得の勉強時間の取り方についてヒントを得た」、育児休職中の参加者からは「自分は会社員で社会とつながっているのだと感じることができた」というコメントが寄せられました。

ランチミーティングキャラバン2020

キャリアと育児の両立支援セミナー2020を開催

2020年9月と12月に育児休職から復職した女性社員とその上司を対象に、中長期的なキャリア形成の促進をテーマにして『キャリアと育児の両立支援セミナー2020』を開催しました。

9月は関東圏を対象に、初めてのオンライン研修で実施しました。女性社員と上司が別々で講義を受け、グループディスカッションや個人ワークを行い、それぞれが色々な角度・視点から考えることができる機会になりました。また、講義後に上司と部下の面談の時間を設け「仕事に対する思い(期待)」や「キャリアビジョン」などを共有しました。

12月には前回の研修をブラッシュアップし、対象を全国と海外に広げ実施しました。さらに、参加者同士の人脈形成や意見交換を目的として、復職者は研修時間内にオンラインランチ会、上司は研修後に懇話会を追加し開催しました。

セミナーに参加した女性社員からは「自分の生活やキャリアビジョンを考えることができた」「今後につながる人脈ができました」という意見の他、上司から「育児が大変な状況を理解しつつも、育児休職明けの女性に活躍してもらうようなマネジメントが必要と感じた」「研修の後に面談し、いつもと違った視点から話ができ、部下の考え方や状況について初めて知ったことが多かった」という感想が寄せられました。

キャリアと育児の両立支援セミナー2020を開催
キャリアと育児の両立支援セミナー2020資料

2019年度

キャリアと育児の両立支援セミナーを開催

2019年9月、同年1月から6月までの間に育児休職から復職した女性社員とその上司に向けて、中長期的なキャリア形成の促進をテーマとしたセミナーを実施。19組38名を対象として開催しました。

女性社員からの「普段から上司に意識して伝えるようにしていたが、キャリアプランも話せ良い機会だった」「期待に応えようという意欲がさらに高まった」という意見の他、上司からも「長期的な期待を持って部下と接し、キャリアと育児の両立をサポートできる上司・組織になるべく、さらに研鑚を積み重ねたい」という感想が寄せられました。

キャリアと育児の両立支援セミナーを開催

2018年度

ランチミーティングキャラバン

2018年7月4日に名古屋、12月7日に東京、2019年3月13日に大阪で「ランチミー ティングキャラバン」を開催。これまでの参加者の意見を参考に、男性従業員や育児休職中の従業員の希望者も参加できるように、対象を広げて募集を行い、 計75名が参加しました。

参加者からは「男性(パパ)の意見も聞くことができて良かった」、男性からは「会社での立場に関係なく話せた」育児休職中の参加者からは「復職後の仕事と育児の両立に悩んでいたが、実際に両立している方の話を聞くことができ、とても参考になった」という意見が寄せられました。

ランチミーティングキャラバン

2017年度

第5回女性活躍推進フォーラム

2017年11月24日、第5回「女性活躍推進フォーラム」を金沢市内で開催。本社以外での開催は、今回が初めてで、当社発祥の地である北陸で、創業の理念を再認識する内容が盛り込まれ、国内外の拠点から222名の女性従業員が参加しました。

「シミズプライド/清水のDNAに触れる」をテーマに、基調講演では、プレゼンス・デザイン代表の菅原美千子氏から、「プレゼンス・デザインでキャリアを高める」と題してのご講演をいただきました。
フォーラム後半では、「歴史からシミズらしさを観る」と題して、200年以上にわたる当社の歴史とその中で大切に継承してきたシミズのものづくりについて、当社コーポレートアーカイブグループの畑田さんより紹介がありました。続いて、ダイバーシティ推進室長による当社の女性活躍推進施策についての説明がありました。

第5回女性活躍推進フォーラム

フォーラム終了後には、経営幹部も参加する懇親会が開催され、発祥の地に思いを馳せながら、参加者は互いに交流を深めました。

当日はフォーラムに先立ち、創業者生誕の地とされる清水記念公園(富山市小羽)を見学するツアーと、昼食を食べながら仕事と育児の両立について意見交換するランチミーティングキャラバンも開催されました。

ランチミーティングキャラバン2017

2017年5月9日、「ランチミーティングキャラバン2017」を本社近くの会場で開催。小学校入学前の子を持つ女性従業員21名が参加しました。

この取り組みは、仕事と育児のバランスを取りながら、先を見据えて勤務し続けられる意識づくりや、相談できる環境づくりなどをねらいとしたものです。
参加者は昼食を食べながら、仕事と育児の両立のための工夫や、家庭での時間の使い方などについて、情報交換を行いました。
参加者からは「会社の制度の使い方など、社内だから相談できることもあると思った」等の声が聞かれました。

ランチミーティングキャラバン2017

2016年度

第4回女性活躍推進フォーラム

2016年12月2日、第4回「女性活躍推進フォーラム」を開催。
国内外の拠点から約330名の女性従業員が参加しました。
今回のフォーラムでは、ポジティブメンタルヘルスに焦点を当て、「自分らしく働くために」をテーマとしました。
基調講演では、メンタルクリエイト代表の江口毅氏から、「いきいきと働くために私たちができること~今日から始められる6つのヒント~」と題して、ストレスへの対処方法などメンタルヘルスを良好に保つための方策について説明いただきました。続いて、ダイバーシティ推進室長による情報提供では、直近1年間で行った取り組みの紹介や事前に参加者から受け付けた質問について回答しました。

第4回女性活躍推進フォーラム

フォーラム後半では、女性活躍推進の好事例として4つの部門がそれぞれの取り組みや発足の経緯、活動内容について発表しました。フォーラム終了後は、経営幹部も参加する懇親会が開催され、フォーラムの振り返りや意見交換を行いました。

新型ヘルメットにも女性用内装を採用

建設現場の環境改善策の一環として、通気性に優れ、かつ軽量化を図った新型ヘルメットを現場に導入しました。

詳細は「新型ヘルメットと空調服で夏季も快適に」をご覧ください。

モデル石原里恵(当社従業員)

2015年度

第3回女性活躍推進フォーラム

2015年12月4日、第3回「女性活躍推進フォーラム」を開催。
国内外の拠点と関係会社から約300名の女性従業員が参加しました。
今回のフォーラムでは、すべての女性従業員が活躍する土台である健康に焦点を当て、「私にとってのウェルビーイング※1とは」をテーマとして開催しました。

基調講演では、東京女子医科大学の野原理子講師から、『誰もが健康に働くために』と題して、育児を通して培われる女性の能力と育児期に働き続けるために必要な支援、女性のライフステージと健康などについてご説明いただきました。

第3回女性活躍推進フォーラム

続くダイバーシティ推進室長による情報提供では、当社が直近1年間に行った新たな女性活躍推進施策や、各種制度の利用状況を紹介。フォーラム後半のパネルディスカッションでは、日ごろから当社従業員の健康管理に携わっている産業医、保健師を交え、健康に働き続けるためのヒントとなる情報を提供しました。フォーラム終了後の懇親会には、経営幹部も参加して和やかな雰囲気の中で交流を深めました。

1)ウェルビーイング(Well-being)=身体的、精神的、社会的に良好な状態であること

女性活躍推進セミナー2015

2015年7月31日「女性活躍推進セミナー2015」を開催。海外を含む全国の拠点から女性従業員60名とその上司の男性従業員60名が参加しました。
目的は、『女性従業員とその上司が働きやすい職場づくりの課題や悩みを共有し、共に考え、参加者同士のネットワーク形成を図ること』『女性活躍推進への取り組み事例を全社に水平展開するための情報提供の場』とすることで、女性活躍推進施策の一環として、男性上司を参加対象者としたセミナーは初めての試みでした。

女性活躍推進セミナー2015

基調講演では、Woomax代表取締役の竹之内幸子氏に『互いを活かしあう組織づくりのために』をテーマにお話し頂き、その後のグループワークでは「誰もがイキイキと働く理想の会社」をテーマに活発な意見交換が行われました。その他、今年新設の「イクボスアワード2015」の受賞者が表彰され、金ボス賞の受賞者が取り組み事例を発表。閉会後は経営幹部も参加する懇親会が開催され、セミナーを振り返るとともに懇親を深めました。

2014年度

第2回女性活躍推進フォーラム

2014年11月14日、第2回目となる「女性活躍推進フォーラム」を開催。今回も国内外から約300名の女性従業員が参加しました。
第2回目のフォーラムのテーマは「キャリアを見つめる~輝く明日へ~」。

基調講演では、全日本空輸常務取締役執行役員の河本宏子氏から、『お客様と仲間の笑顔を最高の歓びに!』と題して、同社の女性活躍の現状と大切にしている風土、元客室乗務員のご自身が一皮むけた経験などについてお話しいただきました。 その後は、当社の職種や社歴の異なる女性従業員5名によるパネルディスカッションが行われました。
フォーラム終了後の懇親会では、社長の宮本洋一をはじめとする経営幹部も参加し、にぎやかな雰囲気の中で交流を深めました。

第2回女性活躍推進フォーラム

2013年度

女性用ユニフォームモデルチェンジ、安全帯・ヘルメットの女性仕様製作

当初、女性用ユニフォームは、男性用のサイズを小さくしただけのものでした。しかし、体のラインに合わず、動きにくいという意見が続出したため、試着会を重ね、実際に現場で働いている女性の意見を取り入れてモデルチェンジ。機能性の高いものに仕上がりました。

軽量化した安全帯は、使いやすく、またピンク色がめずらしいということで、男性社員も購入しています。

モデル鳥羽海希子
安全帯

第1回女性活躍推進フォーラム

2013年11月29日、当社初の「女性活躍推進フォーラム」を開催。国内外から約300名の女性従業員が参加しました。
フォーラムは当社社長の宮本洋一の開会挨拶から始まり、リクルート入社時代に『ゼクシィ』の発行を起案したアーレア代表取締役の渡瀬ひろみ氏の基調講演や、当社女性従業員5名によるパネルディスカッションなどが行われました。
フォーラム終了後の懇親会では、初対面の参加者が活発にコミュニケーションを取る姿が至るところで見られ、にぎやかで有意義な時間となりました。

第1回女性活躍推進フォーラム

2012年度

ベビーシッター利用時会社補助開始

小学校6年生までの児童の保育や世話、保育所への送迎などについて、ベビーシッター利用時会社補助などにより、1日3,000円の補助を受けることができます。

2008年度

結婚・出産・育児により退職した社員の再雇用制度

結婚・出産・育児を理由に退職した社員のうち、退職時の勤続年数が3年以上かつ退職から5年以内の者を対象とし、本人からの申し出と、受け入れ部門における求人ニーズがある場合に再雇用します。

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