八ッ場ダム

  • 土木
  • ダム・河川・砂防
  • 群馬県
  • 2020年

施工担当者から

建設所副所長
岩渕 真

堤高116m、総貯水容量約1億m3。計画から完成まで実に68年もの年月を要した八ッ場ダムが竣工を迎えました。堤高100mを超えるダムの建設は、当社では初めての経験です。本工事では、施工日数を短縮する技術提案が求められていました。堤体のコンクリート打設において、打設速度の速い内部コンクリートを打設速度の遅い外部コンクリートよりも先行して施工して全体の打設速度を向上させる巡航RCD工法を採用し、月間最大7万m3のコンクリートを打設。その他、点検用通路や洪水吐の一部などのPCa化を取り入れ、大幅な工期短縮を実現しました。

発注者国土交通省関東地方整備局
設計・監理国土交通省関東地方整備局
工期2014年8月〜2020年6月
構造・規模重力式コンクリートダム、堤高116m 堤頂長290.8m、堤体積100万m3 総貯水容量1億750万m3
所在地群馬県長野原町

> Photo Gallery 【第10回】八ッ場ダム(その1)
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> 事業トピックス:ダム建設最前線 イノベーションでダムづくりの未来を変える

左岸下流側より堤体を望む
上空から堤体を望む
堤体内部にある見学者用の通路
堤体内部に設置されたラジアルゲート。ゲートを開くと貯水池の水が放流される
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