【第10回】八ッ場ダム(その1)
プロジェクト概要
- 発注者
- 国土交通省
- 所在地
- 群馬県吾妻郡
- 設計・監理
- 国土交通省 関東地方整備局
- 工期
- [一期工事] 2014年8月~2019年3月
[二期工事] 2017年7月~2020年6月 - 構造・規模
- 重力式コンクリートダム
堤高:116.0m
堤頂長:290.8m
堤体積:約100万m3
総貯水容量:1億750万m3
- 八ッ場ダムは、利根川水系吾妻川中流の急峻な地形に建設中の重力式コンクリートダムで、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道及び工業用水の新たな確保並びに発電を目的としています。
- 当工事では堤体積約100万㎥にも及ぶ大規模なコンクリート打設を、巡航RCD工法を採用し高速で打設しています。巡航RCD工法は、打設速度の速い内部コンクリートを打設速度の遅い外部コンクリートよりも先行して打設することで、全体の打設速度を向上させる工法です。
- コンクリートを連続的に大量搬送するため、18t固定ケーブルクレーン2基のほか、ダム左岸側の基礎岩盤の上に円管を沿わせ、管内で材料を回転させながら搬送するコンクリート連続搬送設備も採用しています。
- 骨材の運搬には、骨材プラントからダムサイトまでの約10kmをつなぐ長距離ベルトコンベヤを使用。月間最大コンクリート打設量に応じた820t/hの輸送能力を備えており、日平均延べ220台のダンプの往来を省くことができます。
- 今回の「the現場」では、急峻な地形での大規模な施工の様子や、ライトの光に照らされた幻想的な夜間の現場の様子を紹介します。
関連情報
- 八ッ場ダムの2期工事の様子を写真で紹介します。
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- 土木の現場をカメラガールズが撮影。隠れた魅力を発見。
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