シミズ・ラッピングサポート(樹木転倒防止)
正四角錐をかたどった支柱が樹木を包み込むように(ラッピング)支持(サポート)することで、激しい暴風雨から樹木を守る、新型の転倒防止支柱です。正四角錐をかたどる新支柱の枠組みは、土壌が緩んでも大きく変形しないため、確実に樹木を支持できます。
従来の支持支柱の施工は作業員の勘に頼っていたため、ばらつきがありましたが、新支柱の施工はシステム化されているため、確実に所定の品質や均一な美観を確保できます。
概要
樹木を支える4本の木製支持支柱と、根鉢と幹の周囲にそれぞれ設置する大小二つの井桁状の木枠から構成されます。支柱と木枠をクランプ金具で連結して正四角錐をかたどるので、支柱の枠組みが大きく変形することはありません。支柱と木枠のサイズは、樹木の高さや幹周りの太さに基づき、最適な組み合わせで設定します。
設置手順
- 植樹場所に所定の大きさの穴を掘り、大きい方の木枠を中に敷設します。
- 樹木を支える支持支柱の下端と木枠の隅角部とを揺動可能なクランプ金具で連結します。
- 敷設した木枠中央部に樹木を配置し、四方から支持支柱を樹木の幹に寄せて、支柱の上端と樹木の幹回りに予め配した小さい木枠とをクランプ金具で連結します。
- 穴を、土で埋め戻します。