シミズ海外ハザード評価システム

シミズ海外ハザード評価システムは、世界中の任意の地点におけるハザード情報や自然災害情報を取得し立地評価を行うことで、企業の建設地選定を支援します。
地図上(グーグルアース上)で世界中の任意の地点を選択するだけで、インターネット上に存在するハザード情報、災害情報と当社が保有するデータベースから必要とされる情報のみをスクリーニングし、瞬時に立地評価に必要な情報を表示することが可能です。
このシステムを活用した提案により、インドネシアでは工事受注に至った案件もあります。

概要

グーグルアース上の任意の地点を選択すると、自然災害の最新情報、発生履歴とともに立地評価に必要な情報が表示され、その情報を元に当社の技術者が立地の最終評価を行います。評価に要する時間はわずか30分です。

  • 評価項目
    当該建設地で向こう50年間に10%の確率で予測される地震、強風、洪水、地すべり、森林火災、火山噴火および落雷のリスクの7項目です。
  • 評価手順
    まずアジア防災センターやアメリカ航空宇宙局(NASA)をはじめとする11の世界的な研究機関が公開している16種類のデータベースから、評価に必要な地震や洪水などのハザード情報及び自然災害などに関する最新情報を取得します。
    取得したデータをグーグルアース上に表示できるように変換し、評価項目別にハザードマップにて表示するとともに、自然災害の最新の発生履歴を表示します。
    システムが7つの評価項目について3~5段階で示す危険度をもとに、当社の技術者が立地の総合評価を4段階で行い、必要に応じて所見を記入することで、一連の立地評価が終了します。

実績・実例

  • インドネシアの事務所系施設

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