総合地震防災システム

DISASTER MITIGATION SYSTEM USING EARTHQUAKE EARLY WARNING

総合地震防災システムは、気象庁が地震検知後、数秒で震源や地震の大きさに関する情報を配信する「緊急地震速報」を活用した技術です。本システムを導入すれば、地震発生時にさまざまなツールを用いて警報を発して身の安全確保を促すことはもちろん、大地震発生直後には多数の建物の地震被災度を数分で予測し、的確・迅速な震災対策を講じることが可能です。

概要

「即時情報伝達・警報システム」と「機器・設備制御システム」、「地震被災度予測システム」の3つから構成されます。

  • 「即時情報伝達・警報システム」は、大きな揺れが来る前に、さまざまな伝達ツールを使い警報を発報し、関係者に伝えて安全確保や二次災害防止への対応を促します。
  • 「機器・設備制御システム」は、緊急地震速報のデータに基づき強い揺れが予想される場合に、エレベータや生産設備などに信号を送り緊急停止などの制御を行ないます。
  • 「地震被災度予測システム」は、事前に入力した建物情報をもとに、被害を予測し、迅速・的確な震災復旧対策を可能にします。
総合地震防災システムの構成図

実績・実例

  • 当社の本社、支店、技術研究所、建設作業所
  • 半導体工場
  • ホテル
  • 銀行など

このページに関するお問い合わせはこちら