インフラを輸出 アジアに架ける ―橋梁 Building Bridges in Asia
ビンカイン橋(ベトナム)
人と物の流れを劇的に改善する橋梁。当社が海外で手掛けた本格的な長大橋の第一号は、1989年の「トレンガヌ橋」(マレーシア)でした。以来、ベトナム、フィリピン、ラオス、バングラデシュなど、アジア各国で数多くの橋を架けてきました。
国境に架ける超長大橋「マレーシア・シンガポール第2連絡橋」(マレーシア)
1994年、当社は「マレーシア・シンガポール第2連絡橋」を建設しました。両国をつなぐ、この2本目の連絡橋の目的は、当時1本しかなかった連絡橋の渋滞緩和と、周辺地域の振興。マレーシア南西部の開発計画地域と、シンガポール西部の工業地帯とを結ぶ、橋長1.7kmの長大橋プロジェクトでした。
施工においては大規模なプレキャストセグメント工法※を採用。完成当時、日本企業が同工法で手掛けた最長の橋梁となりました。
※
あらかじめ工場や製作ヤードで製作した部材を架橋地点で接合し、圧縮力を与えて一体化する工法
メコンに架ける友好橋「パクセ橋」(ラオス)
2000年に完成したラオスの「パクセ橋」は、東南アジア随一の国際河川、メコン川に架けられた3本目の本格的橋梁です。ラオスとタイの経済交流をさらに活性化させることを目的として、日本の無償援助で建設されました。
長さ1,380m、最大スパン143mの連続PCラーメン箱桁橋。開所式には多くの要人が参加し、ラオスと日本の友好を記念して「ラオ・ニッポン橋」と命名されました。
この橋はラオスの紙幣にも描かれています。
世界遺産に架ける斜張橋「バイチャイ橋」(ベトナム)
当社は2006年、ユネスコ世界遺産にも登録されたベトナムの景勝地ハロン湾に「バイチャイ橋」を完成させました。橋長903m、最大スパン長435mのこの橋は、一面吊りPC斜張橋として、現在も世界最長の中央支間長を有します。(当社調べ)
海峡部には橋脚を設けず、斜材は一面吊り構造を採用するなどの配慮により、そのすっきりとした立ち姿は、周囲の美しい景観に溶け込んでいます。
当社の橋梁工事で最大規模 「ビンカイン橋」(ベトナム)
ホーチミン市南部・ヒエップフック区に雄姿を現した、全長2.7kmの大型斜張橋・ビンカイン橋。ベトナム国土を縦貫する南北高速道路の要衝であり、建設中のロンタイン新空港へのアクセス道路として地域を結ぶ重要な役割を担います。当社の橋梁施工技術を結集した、当社史上最大規模のプロジェクト。2025年8月、ついに竣工。都市の未来を加速する新たなランドマークです。
日本とアジアの架け橋として
当社は、これまで各国で数々の橋梁を手掛けてきました。完成した橋梁は、人流と物流の改善、両岸経済圏の統合など、人々の交流と経済活性化の起爆剤となっています。施工にあたり、現地の技術者と力を合わせてきた結果、現地への橋梁施工技術の移転も進んできました。両岸の人や物をつなぐとともに、日本とアジアの技術の架け橋として。シミズはこれからも、橋を架け続けていきます。
記載している情報は、2026年1月28日現在のものです。
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